空き家問題に挑戦!空家を誇れる民家へ
〜誇民家事業「湘南かたせ家」〜(後篇)

一目惚れでした。

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–「誇民家」事業の第一弾「湘南かたせ家」について教えて下さい。

野村:湘南かたせ家は、当社の「誇民家」事業の第一弾としてスタートしました。片瀬にある6SLDKの和風注文住宅です。10年以上、空き家になっていた民家を再生して、サロンとレンタルスペースの2つのサービスを提供しています。

サロンでは、セラピストによるバリスタイルのオイルトリートメントや、パーソナルトレーナーによるトレーニングやストレッチのサービスが受けられます。

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サロンスペース

 

レンタルスペース事業では、ホームパーティーや料理教室や撮影などのいろいろな用途でご予約をいただいてます。場所貸しだけでなく、スタンドアップパドルサーフィンや釣りや早朝ビーチウォークなど、湘南かたせ家としてのイベントにも力を入れています。今後はイベントだけでなく、大人の部活動的なことにもチャレンジして、継続的に人が集まり、集まった人たちが新しい仲間や趣味や喜びを見つけていただくようなきっかけをつくれる場所にしていければと思っています。

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2-30人は収容可能な広間

 

–どうしてこの場所に?

私の一目惚れです(笑)。
いたるところに日本の生活文化が散りばめられた和風の注文住宅と品のある庭。最近、こういう住まいって少なくなったと思うんです。建物と庭だけじゃなく、海が近くで、ちょっと秘密基地っぽい路地のアプローチも良いんですよね。出会ってすぐに、この場所で新しいことに挑戦したいなと思ったんです。いまはサロンとレンタルスペースが中心ですが、ここのポテンシャルを活かせるようなアイデアを、仲間と一緒にいろいろ試していくつもりですよ。

 

まずは、人が集まりやすい環境作り。

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–「誇民家」事業の手応えはいかがですか?

野村:手応えはいいですよ。たまたまかもしれませんが、湘南地域で空き家問題をテーマに事業活動を進めていくと、NPO、シェアハウスやゲストハウスのオーナー、行政、大学の教授など色々な分野の方々と出会えます。違う角度から空き家の再生に高い関心を持たれている方々が多いので、情報共有したり、一緒に協力する環境を作りやすいですね。

当面は、ここ(湘南かたせ家)以外にも色々な場所で空き家を活用したゲストハウスや古民家カフェなど複数の業態を展開していきたいと思っています。まずは、人が集まる場づくりですね。

最近は、訪日観光客増に後押しされた民泊関連の規制緩和などもあり、空き家の再生・活用は世間の注目を集めていますし、この分野で色々な変化が起こることは間違いないと確信しています。弊社の誇民家事業でも、まずは一つずつ空き家の再生事例をつくっていきたいと考えています。

空き家で困っているオーナー様がいれば、ぜひ、ご連絡いただきたいですね!自社で空き家を買取り「湘南かたせ家」として再生した経験から、相続、管理コスト、固定資産税、保険料などいろいろな問題があることも良くわかってきました。許認可や建築基準法など色々なハードルはありますが、きっとオーナー様のお考えを尊重した空き家の問題を解決するようなプランをご提案ができると思います。

 

あまり複雑に考え過ぎず、自分の価値観に素直に。

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–これからの夢、今後やってみたいことは?

野村:これから日本は世界に先駆けて超高齢化社会になっていきますし、世界経済を見ても、インドやアフリカあたりが急成長して世界の中心になっていくのは間違いないと思います。

人工知能やロボットの普及で、仕事の概念や人間の生き方がガラッと変わりそうな気配もありますし、仮想通貨とそれを支えるブロックチェーンの普及によって、お金や決済の概念も大きく変わっていくでしょう。ますますスピーディーでダイナミックな変化と大量の情報に囲まれて生きていくことになるんじゃないかな。

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でも、そんな時代になるからこそ、あまり複雑に考え過ぎないようにしたいですね。いつまでも自分が楽しいと思えること、変化や刺激に敏感であることを大事にしていきたいと思っています。

最近は、将来のことや過去のことをなるべく考えないで、純粋に今この瞬間にやりたいことや、自分が望む生き方について考えるようになってきました。常識や周囲の目にも、縛られすぎずに自分の価値観に素直に生きていきたいですね。

自然に自分らしくその時やりたいことを楽しくやって、同じようなスタンスの仲間達とどんどん一緒になって、みんなに喜んでいただいたり楽しんでいただけるような場所やサービスや会社をつくっていければと思っています。海や自然に囲まれて自分と向き合う時間が増えたからなのか、湘南に移住してからますますそういう気持ちが強くなってきたような気がします。

いままでも、だいぶ自由にやってきたつもりだったんですけどね(笑)。

 

インタビュー締めのひとこと

——野村さんにとって湘南で働くとは?

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(おわり)

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