「鎌倉で暮らす」を晴れの場に。(前篇)
〜アマテラス鎌倉(リラックスカジュアルとキッチン雑貨のセレクトショップ)〜

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鎌倉、由比ヶ浜の六地蔵の近くに、セレクトショップ「アマテラス鎌倉」はある。

オーナーの青木さん自らが選び、調達したこだわりのキッチン雑貨やカジュアルウェアは、鎌倉で生活する人たちにとって、日常を楽しくしていく提案がどれも丁寧に織り込まれている。

「使う人が主役であって、商品はあくまで道具。鎌倉で暮らす人たちに向けて、僕がいい!と思うスタイルを、商品を通じて提案しているんです」

「What would you like today?」と、店の壁に大きく書かれたその言葉には、そんな青木さんと、鎌倉という街のリラックスした関係が表されているようにも見える。

 

「鎌倉で暮らす」をコンセプトに展開する、「アマテラス鎌倉」オーナーの青木さんに、そんなブランドに込めた想い、こだわり、そして今後の展開についてお話をうかがいました。

 

 

青木 雅嗣(あおき まさつぐ)

アマテラス鎌倉/代表取締役社長

プロフィール)

1974年生まれ。2003年までアパレル関連会社に勤務した後、独立。フリーランスとして、アパレル関連の販売、仕入れ等の現場支援から、ブランド戦略、ビッグデータを活用した商品開発、マーケティングまで幅広い業務に携わる。

その後、2011年4月に、自らのオリジナルセレクトショップ「アマテラス鎌倉」を立ち上げる。

 


 

データ分析では味わえない、一人ひとりのお客様と向き合ったビジネスがしたかった。

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--お仕事や今までのキャリアについて教えていただけますか?

青木:鎌倉の由比ヶ浜三丁目、六地蔵交差点の近くで「アマテラス鎌倉」という雑貨・アパレルのお店を経営しています。永く愛される定番なアイテムや「鎌倉の暮らし」がイメージ出来るようなGood Design、Good Priceのアイテム中心とした品揃えを心がけています。2011年4月にオープンして、もうすぐ四年目を迎えます。

キャリアとしては、ずっとアパレル業界に携わってきました。29才まで会社勤めをして、その後はフリーランスでいろいろなアパレル関連の仕事をさせてもらいました。現場寄りの販売、仕入れのサポートから、徐々にアパレルメーカーやブランドの戦略、マーケティングなど、より上流の仕事を任せていただけるようになってきました。ビッグデータを活用した商品開発や販売戦略などの領域もやりました。

 

--アマテラス鎌倉開店のきっかけは?

青木:フリーランスの後半では、メーカーさんの仕事、いわゆるB2Bの仕事が多くなってきて、お客さんの顔が見えにくくなってきたなあというモヤモヤした感じがありました。僕がアパレルの仕事を始めた当初は、お客さんと直に接して、生の声が聞けたのですが、少しその辺から遠ざかってしまっていたんですね。それでもう一度、お客さんの顔を見ながらの仕事に立ち返りたいという気持ちが強くなり、自分のお店を持つことを考えるようになりました。一言でいうと現場が好きで、データ分析や戦略を考える仕事に馴染まなくなってきた、ということですね(笑)

とは言え、店舗オーナーとなるとまとまった資金も必要ですし、うまくいくか分からない部分も多かったので、じつは最初の頃はオンライン店舗で始めようと準備をしていた時期もありました。同時進行で、実店鋪のチャンスを探りながら準備をしていたところ、たまたま鎌倉でこの物件に巡りあって、やるなら思いきってここでやろうと思い立ち、オープンに至りました。

 

 

もっと、いいモノづくりに光を当てたい。お店に込めた想いでもある「アマテラス」

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--店名の「アマテラス」にはどんな想いがあるのでしょう?

青木:お店を出すにあたって物件を探していて、ここ鎌倉に来たときにピンときました。古都で歴史があって日本的なルーツが感じられますし、人々が誇りをもって暮らしている地域が良いと思っていましたから。

それと、オープンが東日本大震災の後ということもあって、ちょっとでも世の中を照らすというか、元気付けられるようなお店にしたいということもあり、この名前にしました。

私の販売する商品のコンセプトでもあるのですが、「メイドインジャパン」のいい商品にもっと光を当てたいという想いがあります。特に、被災地域の工場で作られているいい商品にもっと光を当てて、このお店で丁寧に売っていくことによって、そこから日本をもっと元気にしていくことができるんじゃないか、という想いも込められています。

 

--アマテラス鎌倉を運営してきて、良かったなあと思ったことは?

青木:例えば、一番良く売れている”Sontaku(ソンタク)”というブランドのシャツがあるのですが、このシャツを扱わせていただくことになった時のブランドマネジャーが、以前一緒にお仕事をしたことがある方だったんです。たまたま展示会でお話しているうちに、「ああ、あの時の!」という感じで。長いことアパレルで仕事をしてきて、改めてそういう繋がりができたことは、嬉しいですね。

そんな再会の中で、販売を始めた”Sontaku”のシャツが鎌倉の方に受け入れてもらえてちゃんと売れてくれているので、なおさら嬉しいです。”Sontaku”以外にも、この”moonstar made in kurume”のシューズも最近の売れ筋です。もちろんデザインも良いのですが、工場の技術力の高さに惚れ込んで、扱いを始めました。いろいろ考えて、取り扱いを始めた商品が、ちゃんとお客さんに届いているなあ、と実感出来ることが一番うれしいです。

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後編に続く。

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