地域が元気になるハチミツ作りを(後篇)
〜鎌倉こどもハチミツプロジェクト〜

都内から移住。そしてプロジェクト参加へ

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--古田さんは、プロジェクトの中でどのような役割を?

古田:プロジェクトのメインメンバーは3人いるのですが、私はプロジェクトリーダーです。取材への対応、毎月のワークショップの運営、蜂の世話に至るまで行います。

昨年までは都内に住んでいて、会計事務所の仕事をしていました。カマコンバレーの事務局をやらせていただいたことをキッカケに働き方を見直そうと思い、今年の1月から鎌倉に移り住んできました。今は、カマコンバレーの事務局とこのプロジェクトの二足のわらじです。

子供の教育には、漠然とですが、もともと興味がありました。会計事務所を辞めてカマコンバレーの事務局の仕事を始めるにあたり、新しく何か始めたいと思っていたので、すごく良いタイミングでプロジェクトに参加することが出来ました。

 

子どもたちに「本質」を伝える工夫

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--このプロジェクトに対する、古田さんのコダワリは?

古田:実は昨日(2/14)が、第一回ワークショップだったんですよ。子どもたちは、ミツバチを見ると喜んで「わーっ!」ってなるんですけど、座学になると飽きちゃう子もいて、みんなテンでバラバラになっちゃうんです。。まあ、子どもなんだから、当たり前なんですけどね(笑)。

そういう子どもたちにも、飽きられずにちゃんと本質を伝えられているか、を大事に考えたいと思っています。子ども達に向けたプログラムなので、楽しんでもらうことは大前提ですが、ただ単に「楽しかった」だけにはしたくないんですよね。地域のことや、起業するということを知ってもらえたり、感じてもらえるプログラムにしたいです。

将来的に他地域への展開を考えると、まさにそういう工夫をどこまで出来るか?がすごく大事なところかなと思ってます。大変ですけど、がんばりますよ!

 

 

様々な参加者の視点に合わせたコミュニケーションを

--ネットはどのように活用されてますか?

古田:ネットは毎月の活動報告とPRの場ですね。ツールとしては、WebサイトとブログFacebookページを使っています。

WEBサイトを作る時は、言葉選びにも色々気を使いました。例えば、「起業家育成」をどう伝えるかとか。参加される子ども達の視点だと、「起業家育成」なんて、わからないですよね。

結果的に、子どもたちがそういうものを感じられる体験になればいいと思っています。

また、ある世代や職種・業界などのコミュニティであればFacebookなどでコミュニケーションを取るケースも多いと思いますが、地域にフォーカスした活動の場合は、特定のネットツールはまだまだ使えないなあ、と感じています。地域の協力者の方々や、保護者の方とのやりとりは電話やメールが中心です。

 

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理論通りに行かないから面白い!

--プロジェクト全体の課題はどのようにお考えですか?

古田:始めたばかりですし、課題だらけです(笑)。

子どもたちを飽きさせないプログラム作りも考えないといけないし、あと、ミツバチをちゃんと育てられるかな、とか。子どもも自然も、(コンピューターの)プログラムと違って理論通りに動いてくれるものじゃないですし。何しろ養蜂素人ですから(※養蜂家の方にサポートいただいています/編集部注)。

あと、住んでいる皆さんをどう巻き込んでいくか、つまりハチミツの商品を買っていただくとか、売るためのサポートをしていただけるサポーターとして、たくさんの方に参加していただけるようにしないといけないですね。

ハチミツが売れないと、成り立たないプロジェクトなので(笑)。

 

 

まちおこしプロジェクトがうまれる街「鎌倉」

--プロジェクトの今後、また古田さんのプライベートについて教えて下さい。

古田:さっきの課題と被りますが、地域の皆さんを巻き込んで行きたいです。地域活性が一番の目的なので、住民の皆さんとのコミュニケーションを良くして、どんどん巻き込んでいきたいです。プロジェクトのメンバーだけが盛り上がっても仕方ないですからね。

また、長期的にはハチミツ以外のテーマにも取り組みたいね、という話もしています。例えば、子ども向けのプログラミング教室なんかにも、適用出来るんじゃないかと思っているんです。

プライベートでは、都内から鎌倉に引っ越して、生活はかなり変わりましたよ。もちろん良い意味で。

例えば都内に住んでいたころは、買い物は駅ビルやコンビニ、スーパーとか、一つの建物の中で完結する生活だったのですが、鎌倉に来てからは、街で生活してるなって感じがします。自転車で家を出て、レンバイ(※鎌倉市農協連即売所/編集部注)で野菜買ってから、街の中を移動しながら、商店街のお店で買い物をする。些細なことだけど、すごく変わったなあと実感しています。

でもこういうことを感じられる街だからこそ、みんなで盛り上げようというメンバーが集まって、こんなプロジェクトがうまれるんでしょうね。

 

--これから一年間、長丁場ですが頑張ってください。今日はありがとうございました!

 

インタビュー締めのひとこと

——古田さんにとって湘南で働くとは?

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おわり

 

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