地域貢献は自分の成長機会。すべて地続きなんです。(後編)

地域社会への貢献を通じて、自分自身も成長していきたい。

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−−小川社長の仕事に対するこだわりをお聞かせください。 

建設業界で働く人であれば、技術力や実績などへのこだわりは、それぞれが持っていると思いますし、もちろん私も人並みに持っています。が、私は地域社会への貢献にもっと力を注ぎたいと思っています。

建設業を営まさせてもらっている地域に還元したいという思いもありますが、私は、地域貢献は自己修練の場だと考えています。地域に貢献しながら、その活動を通じて自分も成長出来るような場にしたいと。そういう思いで、会社の行動指針でも「社会貢献への積極的参加」を呼びかけています。

−−湘南祭やちがさき VELO FESTIVALの実行委員長を引き受けられたのも、そういう活動の一環ですか?

はい、そうです。そして、東日本大震災があってから、さらに、それらの活動に大きく踏み込むようになりました。

湘南祭の実行委員会を母体に、炊き出しや救援物資の支援を行っていたのですが、「継続するにはお金がいる。その資金を集めなきゃ。チャリティイベントをやろう!」ということになりました。また、もっと長期的な支援が出来ないだろうか?という視点から、桜の植樹をしました。ただの植樹ではなく、桜の木の里親を募る形をとりました。里親がいつか自分たちの植樹を見るために観光に訪れることで更なる復興につながるのではないかという狙いです。

こういった動きは、それまでの我々の地域社会貢献活動には見られないケースでした。大震災のような出来事に直面した時に、一人ひとりが意思を持って活動していくこと、そのベースに地域社会やコミュニティがあることで、何倍もの大きなパワーを生み出せることが分かったのです。これが「街や地域をつくる」ということなんだな、と実感しました。私の中で凄く大きな経験です。

そういう経験から、会社としても地域社会への貢献にはもっと取り組んで行きたいと思っています。実際には、社員のみんなも現業が忙しいので、まだまだ十分な取り組みにはなっていませんが、その分、私が率先して活動していきたいですね。仕事には直接関係ないように見えがちなので、「社長は仕事しないで遊んでばかりいる!」と社員に怒られないように気をつけないといけませんが・・(笑)。

 

 

「縦」の組織から「輪」の組織へ

 

−−仕事で、最近嬉しいことは? 

お客様に喜んでいただけるというのが一番なのですが、同じくらい大事にしたいのは、会社のコミュニティ力ですね。私は「会社=コミュニティ」と捉えていて、会社自体が社会に必要とされるコミュニティにならなくてはいけないと思っています。

先日、ある社員が担当している現場で色々問題が起きて困っている時に、別の社員が助けてくれたということがありました。以前は、自分がコーディネートしないといけなかったのですが、今は社員同士の自発的な連携が生まれるようになってきました。上意下達の「縦」の組織から横の繋がりがある「輪」の組織になってきたことを実感しています。凄く嬉しかったですね。

−−基礎体力が付いてきたということですね。これからの小川社長の夢は? 

先ほども少し触れたのですが、この会社が永く続いて欲しいという思いがあります。10代目社長なんていたら、かっこいいじゃないですか。種を紡いでいく、繋いでいくようなことが出来たらいいですね。自分がそのための仕組みを作って、そのステージで10代目社長が活躍してくれたら・・と思うとワクワクします。

 

 

オンとオフの区切り?ないですよ。(笑)

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 −−最後に、小川社長のプライベートや休日について聞かせてください。

祖父と父親が狩猟をやっていた影響もあって、射撃をやっています。私は狩猟ではなくクレー射撃ですが。オフロードの自転車で山を走りに行くこともあります。

実は、カレー好きが高じて、スパイス料理のお店をプロデュースしました。インド料理屋で出会ったカレーに衝撃を受けまして。ネットで調べて、色々なスパイスを調合して家族や友人に食べてもらっているうちに、最終的に調子に乗ってお店(ダイニングルーム「はる」)を出すことなっちゃいました(笑)。

 

私は、生きることは楽しむことであって、仕事はそのためのツールでしかないと思っています。もちろん、仕事に対する思い入れやこだわりはありますが、基本は仕事がメインではなく楽しむことが大事。だから、オンとオフの区切りはないですね。ぜんぶ地続きです。

 

——10代目社長、楽しみですね。今度、ダイニングルーム「はる」にもお伺いさせていただきます!(笑)

 

 

インタビュー締めのひとこと

——小川さんにとって湘南で働くとは?

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(おわり)

 

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